横浜ブラスオルケスター&東方神起

今日は、日曜日にしては早起きをして修理に出していた車を受け取って横浜へ。
神奈川県立音楽堂という名前なので、どんな素晴らしいところなのだろうか・・・・と思いきや、かなり歴史を感じる建物で、中の座席配置も伝統を感じさせるものだった。これはこれで、いいなあという印象だが、横浜ブラオケのメンバーは舞台ギリギリの感じの配置で、反面アットホーム感のあるコンサート、という趣だったのも事実。
プログラムは第一部が、今年はほぼ全ての楽団が取り上げるアルフレッド・リードのミュージック・メイカーズからスタート、続いて今年のコンクールの課題曲から3曲。1と3はやっつけ的な感じは否めなかったが、5番はさすがに気合の入った演奏だった。そして、高 昌帥作曲の「陽が昇る時」を披露。この曲は、宝塚吹奏楽団の委嘱で作曲されたものらしい。今年の自由曲にするのだろうか・・・・?

そして、後半は宇宙戦艦ヤマトガンダム神隠しなどのアニソン選曲。アンコールもどらえもん、という徹底ぶり。前半の演奏は、この楽団らしい均整の取れた音楽という感じで、非常に安心して聞けるのがいい。アニソンの方は、演奏がやや真面目すぎるかなという印象。ま、どこも得手不得手かあるわけで、これはしょうがないか。また、ひとつのコンサートとしての流れとかまとまり感が、このレベルのバンドならあってもいいのかな、とは思った。
しかし、入場料は500円。この料金であの演奏が聞けるというのは破格だろう。

さ、横ブラを聞き終えて、車を飛ばして恵比寿ガーデンホールへ。
今度は仕事で、韓国のグループ東方神起のライブ。
韓国のアーティストの曲は結構いろいろと聞いているが、このグループのは正直あまり聞いていなかった。というより韓国語のは結構聞いているのだが、日本語の歌についてはあまり聞いていなかった、という感じ。アイドルグループというよりは、どちらかというと、コーラスグループ的な存在になりたいという感じがひしひしと伝わってくる。が、オーディエンスの側が要求しているのはバリバリのアイドル的なパフォーマンスでこのギャップをどう埋めるか・・・・が今後の課題だろう。
しかし、リリースするごとに、楽曲のクオリティはあがっているので、タイミングよくタイアップが付けば、そこでブレイクするはず。それにしても、日本の女性陣の韓流アーティスト熱の凄さを、改めて感じてしまった。