大津シンフォニックバンド第59回定期演奏会

例年この時期には駒澤大学定期演奏会に足を運んでいるのですが、今年は、大津シンフォニックバンドの森島先生にご案内いただき、初琵琶湖、初びわ湖ホール、そして何よりも、初大津SB定演を堪能すべく、初大津に足を踏み入れてきました。

会場のびわ湖ホールは、評判はいろいろ聞いていましたが、シンフォニックバンドを楽しむのに最適なホールという印象でした。

前半は、ミュージカル「ウィキッド」のセレクションや、リバーダンス等、親しみやいセレクション。

後半は、森島洋一先生の棒で、まずは、福島弘和氏の委嘱作品。サウンドのバランスの良さと、音楽のメリハリのきめ細かい演出は圧巻です。
続いて、喜歌劇「メリー・ウィドウ」」セレクションを。重量級の大人のバンドが演奏すると、全く違った曲に聞こえてくる不思議感と爽快感を味わいました。
そしてラフマニノフ交響曲第2番は圧巻。時折オケの響きも聞こえてくる、バランスのとれたオーケストレーションと、バンドの響きに圧倒されました。さすが、全国大会の金賞受賞経験多数バンドです。これらが1000円で堪能できるコストパフォーマンスの高さは秀逸ですね。
アンコールはおなじみの威風堂々等々。
森島先生が指揮をなさる恐らくは最後のお姿も、しっかりと目に焼き付けて来ました。

演奏会終了後は、新幹線に飛び乗って、ブルーノートで行われた、ヤマハ時代からの友人、松居慶子さんのライブにギリギリ間に合いました。
こちらのライブも、懐かしい曲から、来年リリース予定の新曲まで、満足感いっぱいのライブでした。
年末に、すばらしい音楽のハシゴができて、こんな幸せな事はありません!
そして演奏者のみなさん、関係者のみなさん、お疲れさまでした。