世界体操選手権

アテネでの団体優勝を受けて、予選をワンツーフィニッシュで終えたという話を聞いて、決勝も問題ないだろう・・・・と思わせるほど、ここ1〜2年の日本男子体操陣の充実ぶりは素晴らしい。
日本の体操陣の活躍が頭の中に映像として残っているのは、モントリオール五輪のあたりだろうか。
その頃も、日本の体操は強かったわけだが、今の方が更なる強さを感じるのは何故だろう。
80年代以降はほとんどの体操の試合をビデオに残しているが、やっとリピートしたい映像が残せるようになったのは体操ファンにとっては嬉しい。
メディアはいつもトップの選手か、だれだれの息子みたいな選手ばかりをピックアップするが、次なる勢力を発掘できない日本のメディアのレベルの低さは、体操の強さと反比例しているようだ。
今の体操界には、怪我をして休養中の中野選手を含めて、金のさなぎがごろごろいる。
卵ではない、花開く寸前のサナギだ。
ファンとして、こうした選手の演技をもっと中継で見たいのだが・・・・
さて、次の楽しみは男子の種目別と女子種目別の段違い平行棒
特に女子の段違い平行棒は新たな歴史を作るかも知れない。