宇多田ヒカル

この人に仕事で会うのは、デビュー前と、去年の暮れ以来3度目。デビュー前に会ったときは、本当に子供というかんじで、少女ではなくまさに子供という表現がピッタリ来る感じだった。
しかし、去年会った時には、かなりお姉さんになったなという印象で、今回は仕事人になったなという感じが強くしたのである。それに呼応するかのように、今回の新作「ウルトラ・ブルー」はまさに仕事人の作品という感じ。バックトラックにおける音色の選択からリズムパターンとの絡み合わせ、そして歌詞の中に並べる言葉へのこだわりのなさというこだわり。
計算というよりは、プロとしての触覚がさらに研ぎ澄ませれた形で音楽として結晶したという感じか。デビュー曲はあれはあれで、計算の無い素直さが化学反応で増幅された・・・・・という印象だったが、年月と経験は化学反応を待つのではなく仕掛ける・・・・という方向に彼女を導いたようだ。
歌詞でもトークでも彼女の言葉の羅列は理解できない人にはし難いかも知れないが、よ〜く聞いてみると、あちこちに新たな発想のヒントが折り込まれているようで、面白い。しばらくはウルトラ・ブルーな世界観に浸ってしまいそうだ。

この人に仕事で会うのは、デビュー前と、去年の暮れ以来3度目。デビュー前に会ったときは、本当に子供というかんじで、少女ではなくまさに子供という表現がピッタリ来る感じだった。
しかし、去年会った時には、かなりお姉さんになったなという印象で、今回は仕事人になったなという感じが強くしたのである。それに呼応するかのように、今回の新作「ウルトラ・ブルー」はまさに仕事人の作品という感じ。バックトラックにおける音色の選択からリズムパターンとの絡み合わせ、そして歌詞の中に並べる言葉へのこだわりのなさというこだわり。
計算というよりは、プロとしての触覚がさらに研ぎ澄ませれた形で音楽として結晶したという感じか。デビュー曲はあれはあれで、計算の無い素直さが化学反応で増幅された・・・・・という印象だったが、年月と経験は化学反応を待つのではなく仕掛ける・・・・という方向に彼女を導いたようだ。
歌詞でもトークでも彼女の言葉の羅列は理解できない人にはし難いかも知れないが、よ〜く聞いてみると、あちこちに新たな発想のヒントが折り込まれているようで、面白い。しばらくはウルトラ・ブルーな世界観に浸ってしまいそうだ。