スティーリー・ダン、東京公演

blueoceans122007-08-20

今日は、朝早くから東京〜鹿児島と移動。
すぐにスタジオ入りして、夕方6時半ごろまで仕事をして、六本木に移動。
ミッドタウン東京にオープンしたばかりのビルボードライブ・東京へと足を運ぶ。
今月オープンしたばかりのここビルボードライブ東京の杮落とし公演が、そう、スティーリー・ダンなのである。
スティーリー・ダンについては、リアルタイムではそんなに思い入れは無かったのだけれど、かなり前に中野サンプラザかどこかで生ライヴを見た時にゾッコン。
その後、再認識しつつ全てのアルバムやベスト盤を買いあさって、聞きまくったものだ。
でも、もう彼らのライブを日本で見る事は無いだろうと思っていたのだが、今年になってカナダやアメリカをツアーしているという話をキャッチ。ロサンゼルスあたりでやれば観に行こうかなと思っていた矢先に、ビルボードライブ東京オープンの話と、その杮落とし公演の話が舞い込んできたのだ。

この杮落とし公演のお値段はなんと1公演、1席、25000円。杮落とし公演とはいえ、ボリすぎではと思うものの、指定席は即日完売。さすが、富裕層に人気のグループのことだけはある。

午後8時半に入場。
オープンしたてだからなのか、非常に手際が悪い。
入場時からキレているお客さんも発見。
中に入ると、会場は学校の教室の倍ぐらいという適度な広さ。つまり至近距離で、ライブが楽しめるのである。まあ、六本木でこの規模での公演ならば、あの値段はしょうかないかな、やはり。

ライヴそのものは、やはり声の方はとやや衰えが見られるが、そのグループ感は全盛期を上回るものをかんじさせてくれた。特にバックバンドのホーンセクションが素晴らしい。非常に淡々と演奏して行くのだが、ペットやボーン、サックスの音色、ブレンド感、全てが絶妙だった。
もう何度見れるのかわからない彼らのライブ、いま再び接することが出来たのは非常にラッキーかも知れない。
アンコール終了後も、10分以上もアンコールの拍手は止まなかった。お客のノリも、異常な真夏の東京の夜だったのである。

さて、宴が終わって会計へ・・・・・案の定予想通り、ここでも手際が悪く、客の怒鳴る声が飛びかっていた。
日本人というのは、まだまだお客さんにエンタテインメントを提供するということガとういうことなのか、そしてそのためにスタッフはどうすればいいのか、この辺が後進国なのである。
アメリカのライブハウスやシルクド・ソレイユの会場などを訪れて、何が違うのか研究してもらいたいものだ。
まあ、これから何度もこのビルボードライブ東京には通うと思うのだが、いくたびに改善・・・・されていれば嬉しいのだが。

さて、次はJoeの公演に足を運びたいと思う。