東芝府中吹奏楽団定期演奏会

blueoceans122008-05-17

2〜3年ぶりに、東芝府中吹奏楽定期演奏会に足を運びました。
東京の職場の部のバンドの中でも、好きなサウンドを持つバンドのひとつなので、確か今回で演奏会に行くのは3度目になります。
一部は、福本信太郎氏を客演指揮に迎えてのステージ。
情熱的な福本氏の指揮に、一生懸命付いていこうというひたむきさが感じられる第一部でした。
バルベランの交響曲第二番は、個人的にも注目している作品なので、全楽章聞きたかったかな。

第二部は、ドイツの市民吹奏楽団、エンディンゲン市民音楽団のステージ。
配置が日本のバンドと全く異なります。
でもまあそんな事はどうでもよく、とにかく木管サウンドの太さと、金管楽器が放物線を描いて客席に届くという、非常に耳当りのいいサウンドは、日本の吹奏楽団も大いに参考にしてもらいたいものですね。
心が洗われるような、サウンドと音楽でした。

第三部は、ジョイントステージ。
カンタベリー・コラールは圧巻。インスタントジョイントなので、少々の乱れはありましたが、そんな事が全く気にならない、重厚なサウンドと音楽に酔わせていただきました。
ありがちな変なポップステージが無くて、非常にすっきりとした、聞きやすい演奏会だったと思います。
こういう試みは今後も続けて欲しいですね。
コンクールでの演奏も楽しみです。