サザン・オールスターズ、30周年記念LIVE

blueoceans122008-08-23

先週の土曜日から、立て続けに吹奏楽コンクールを4本。
少々身体も耳も疲れ気味な中、今度は神奈川の小机駅というところにある日産スタジアム、そうそう、ワールドカップサッカーの決勝戦が行われたスタジアムに、サザン・オールスターズ30周年記念LIVE聞きに出かけた。
当日は生憎の小雨。スタジアムは合羽を着た人人人・・・・という感じだったが、幸い招待席だったので、やや屋根がかぶっていたので、合羽を着ずに済んだのは不幸中の幸い。

考えてみれば、サザン・オールスターズがデビューした頃は、まだこの業界に入っていなかったので、一方的に聞く側だったのだか、自分の中ではサザン・オールスターズは「いとしのエリー」が好意を持って聞いたピーク。ハヤッ、て感じだけど、まあそれはしょうがない。
その後、業界に入って、桑田佳祐氏と一週間に渡って仕事をさせて頂いたのが、映画「稲村ジェーン」の時。
それにしても、巨大スタジアムなのにサウンドは抜群にいい。勿論演奏も。

さ、コンサートは「YOU」からスタート。この曲も仕事絡みで想い出の1曲。
そしてグッと時代は遡って、「ミス・ブランニューデイ」へと続く。
その後はメドレーなどがあったりして、極めつけは3連続バラード。

まずは「いとしのエリー」。そして映画稲村ジェーンのテーマ、「真夏の果実」。最後は「TSUNAMI」。
♫想い出はいつの日も雨♫
そしてその瞬間に空から落ちて来ていたのも「雨」。
最高の演出の中、今の桑田さんの声でこの3曲を連続で聞けたのは、ファンにとっては最高のプレゼントだったことだろう。
勿論、私も、「TSUNAMI」ってこんなにいいバラードだったのね、と再認識。
これで暫くは活動を休止するというサザン・オールスターズ。
本当にまた帰って来てくれるのかどうかはわからないが、多分音楽的にも声的にも最も脂が乗った最後のライブ、ということになったんじゃないかな、とも思うのだった。
おそらく、ここで一区切りを付けたいという思いもその辺から来るものがあったのかもしれない。
ちょっと寂しいけどね。