シルク・ト・ソレイユ「ZED」@東京ディズニーリゾート

ラスベガスや、ツァー・カンパニーの公演で世界で大人気のシルク・ド・ソレイユの常設劇場が、日本でも東京ディズニーリゾートにお目見えしました。

2〜3年前に、ラスベガスで「O」と「KA」を見て以来、シルク・ド・ソレイユのファンになったのですが、ツァー・カンパニーの公演よりはやはり常設劇場の方がクォリティも高くよりスリリング・・・・というわけで非常に期待して劇場に出かけました。

場所はイクスピアリからホテル・ミラ・コスタを通り抜けて端っこの方にあります。まあウィンドウショッピングをしたり軽く食事をしたりしながら劇場に入るという感じでいいのですが、ギリギリに到着する場合は駅から結構距離があるので気をつけた方がいいですね。

さて、その劇場。常設劇場だけあって、やはりテント小屋とはスケールが違います。ただ、日本の場合は消防法とかいろいろと規制が厳しいために、客席の上を飛んで行くにも、どこまで・・・・みたいな制限があんだとか。
う〜ん、なんだかなあって感じですね。
ショーそのものは、色彩感も素晴らしく、アクロバットなシーンもハラハラドキドキの連続でしたが、やはりラスベガスで見た「O」などの衝撃度を超えるものは無かった気がします。
音楽も、奏者が衣装を着てショーの一部のように登場して演奏していましたが、こちらもいまひとつ。
勿論、一度見る価値は充分にあるのですが、何度もリピートしたいかというと、ノーですね。
丁度9月のトライアウト公演の時に、アメリカのディズニーンドで働く友達が来日して、何度か劇場に通っていましたが、彼曰く「毎日相当変更しているようだ」との事でした。
ショーを完成させるというのは非常に難しいわけですね。
本公演は10月1日からスタートしたのですが、これからも紆余曲折があるのかも知れません。
ディズニーリゾートは、10年ぐらいはロングランしたいと強気ですが、そのためにはリピート客が欠かせません。さ、その皮算用はいかに・・・・。

このシルク・ド・ソレイユの常設劇場は、一足早くマカオにも登場しています。
勿論演目は東京とは違うので、この冬にでもちょっと覗いて来ようかなと思ってます。
そうそうニューヨークにも常設劇場は登場するようで、シルク・ド・ソレイユの世界制覇戦略は着々と進行中・・・・のようです。
勿論ニューヨークの常設劇場も見に行く予定です。