鹿児島情報高校吹奏楽部定期演奏会

中孝介君のライブの翌日、鹿児島情報高校吹奏楽部の演奏会があるというので足を運んで来ました。
今年は新生吹奏楽部創部2年目にして全国大会に初出場、銀賞という快挙を成し遂げただけあって、会場は満員御礼。現在の部員は1〜2年生だけで構成されているようです。
指揮者は吹奏楽界を代表するひとり、屋比久勲氏。全国的にも多くのファンを持つ指揮者です。もちろん私も。
前半は、1年生、2年生それぞれが、身の丈に合った選曲で、しっかりと整った演奏を聞かせます。
そして、コンクールの課題曲と自由曲。驚いたことに、コンクールシーズンのときよりもさらに上質の音楽になってました。この曲の練習をさらに重ねたというよりは、基礎力がさらにアップして、必然的に演奏能力が向上したという印象でした。
プログラムを見ると、鹿児島県内の有力中学校卒業者がズラリ。イリアドのホルンは吉野中と国分中という全国経験者の競演だったのかな?
でもまあ、個性の強い学校からのメンバーのサウンドをひとつのラインに極限までにそろえる屋比久氏の手腕はさすがです。
後半、会場の人々をステージに上げるところでは、1〜2年生だからなのか、段取りが悪かったようですが、来年にはまた一回りも二回りも成長しているのでしょう。
そうそう、シンフォニアノビリッシマがこの会場で久々に聞けたのも嬉しかったですね。ちなみに前回聞いたのは、1972年の城西中学校のノビリッシマです。36年ぶりになるわけですか・・・・。そしてその同じ年、屋比久氏は沖縄からトッカータとフーガで全国大会初出場初金賞を受賞しています。
ある意味リング・・・らせん・・・ですね。