ロンドン交響楽団@アクロス福岡シンフォニーホール

夜、温泉にでも行こうかなと思っていたところ、ロンドン交響楽団の招待券を頂いたので、アクロス福岡シンフォニーホールに出かけてきました。

このホールは、福岡のサントリーホールとでもいうべき非常に豪華な作りのコンサートホールです。
いわゆる三セクの落とし子ですね。
以前には、ゲルギエフウィーン・フィルを招き、チャイコの4番5番という、福岡オリジナル・プログラムを組んだりした事もあります。
独自のランチタイムコンサートなども定期的に行っていて、私も時に部分的に参画しています・・・・というわけで舞い込んできた招待券。
非常に良席でした。
ロンドン交響楽団は、どちらかというと、あまり積極的には出かけないオーケストラですが、改めて耳にすると、深遠な弦のサウンドが美しいオケですね。
管楽器はやはりアメリカのオケには及びませんが、とはいえレベルの高さを保っています。
が、オケ全体としてのブレンド感は、いまひとつ。それぞれの要素が独立して客席に響いてくるので、ハーモニーの妙を味わうまでには至らなかったのは残念でした。

とはいえ、会場のマナーも良く、もちろん音響効果も抜群で、極上のひとときを過ごさせていただきました。
会場には中村学園女子校吹奏楽部の先生など、吹奏楽関係者の姿もちらりほらりと見えていました。
なんだかんだ言って、東京や大阪のようには、メジャーなオケは、なかなか福岡にまでは来てくれませんからね。

演目は、プロコフィエフ交響曲1番と7番が前半。
後半は、ロメオとジュリエット
指揮はワレリー・ゲルギエフ氏。
お馴染みの曲ですね。