Keiko Matsui Live @ Huntingtong

Keiko Matsui・・・・松居慶子さんは、アメリカのコンテンポラリー・ジャズ・シーンでは知らない人はいないという有名なピアニスト。大学卒業後、COSMOSというキーボーディスト達によるグループを経て結婚。その後アメリカに渡り、アメリカでソロデビュー。
今ではCDをリリースするたびに、必ずコンテンポラリー・ジャズ・チャートのトップ3入りするという人気です。
現在は、日本に住まいを置いていますが、1年の半分近くをアメリカでのライヴ・ツァーやロシア・ウクライナ等でのライヴ・ツァーに費やしています。
なぜロシアなのか・・・・それは、以前にスルツカヤというフィギュアスケーターが、彼女の曲を取り上げて、一躍人気者になってしまったんだそう。
歌詞が無い、インストゥルメンタル・ミュージックのパワーですね。
その松居慶子さんとは、実は大学時代に良く一緒に音楽をやった盟友なのです。
映画のサントラ等での情報を交換したり、お互いに作った曲を聞かせあってああでもないこうでもない・・・・と。
その松居慶子さんが、ニューヨーク郊外、ロングアイランドのハンティントンでコンサートをやるというので、表敬訪問することにしました。
マンハッタンからは、ロングアイランド鉄道に乗って、1時間半ほどでハンティントンに着きます。
日本の列車って、だいたいどの列車が何番線・・・・てのが結構前から表示されているんだけど、ニューヨークでは、乗客が掲示板の前に待っていて、20分ほど前に何番線というのが掲示され、それからホームに向かいます。なんという不便さ。
さて、ハンティントンの街に着いて、タクシーに乗ると、なんとそれは乗合のタクシー。見回してもそれしか無さそう。
ボラれないかと心配したものの、特にそんなことは無く、安心。アッという間に会場に着きました。
客席は満員。さすがですね。
今回の収穫は、彼女の音楽のどの部分に、アメリカのオーディエンスが大きく反応するのかが確認できたこと。
今後、アメリカでは彼女のマネージメントをボブ・ジェイムスのマネージャーが兼任するとのこと。
このアメリカでのソロツァー終了後、アメリカ中部の街で、そのボブ・ジェイムスとデュオ・ライブを2回こなし、日本に戻って、コットン・クラブで本田雅人さんのライブに飛び入り。ここでもボブ・ジェイムスとの共演を経て、ウクライナに飛び立った彼女。
2児の母でもある彼女ですが、そのバイタリティたるや、脱帽です。
ここ1〜2年、なかなか日本ではスケジュールが合わず、彼女のライブに行けなかったのですが、この地で見れてめでたしめでたし・・・・だったのでした。

http://www.keikomatsui.com/