キース・ジャレット@カーネギーホール

ニューヨーク旅行終盤、キース・ジャレットのコンサートのチケットを幸運にも手に入れ、見てきました。

1999年に重病を患ったキース・ジャレットカーネギーホールで復活公演を行ったのは、2005年の秋のこと。

今回の公演はそのときの再演に近い内容でしたが、トークの中で今回の公演をライヴ盤でリリースする予定と言っていたので、前回に引き続いて今回もこの模様はリリースになるのかも知れません。

ちょっと裏を明かすと、実は一カ所、エンディングをミスった部分があったのですが、終了後、一応観客にエクスキューズを入れて、その部分だけもう一度演奏してました。

なので、リリースする気は満々なのでしょう。

コンサートは、ヒートアップするわけでもなくクールダウンするわけでもなく・・・・でも非常にウォームでシルキーな風が自分の脇をすり抜けて行った・・・・そんな感じの音空間でした。

また客層も面白くて、日本だと年配の男性が圧倒的に多いのですが、今回のニューヨークでは、若い女性のひとり客が多かったのにびっくりしました。

そしてアンコールは、10回近くやったかな。アンコールの1曲目は、なんとOver The Rainbow

アメリカ人はこの曲相当お好きのようですね。

というわけで、今回のニューヨーク旅行での音楽的な一番の収穫でもあり、ハイライトでもあった、キース・ジャレットカーネギー公演。

現在、このカーネギーホールや、リンカーンセンターにあるエイブリーフィッシャー・ホールは、クラシック・プログラムのシーズン真っ只中ですが、そんな中に、ポロッとこうしたジャズやニューエイジ、またミュージカルスターのライブなどがあったりするので、旅行の時はホームページを細かく要チェックです。

そうそう、日本のコンサートホールと違って、海外のホールは、公演内容やチケットの入手方法などを、1公演ずつ事細かにホームページにアップしていてくれるので非常に助かるのです。

http://www.carnegiehall.org/SiteCode/Intro.aspx

キース・ジャレットがアンコールで弾いたと思われる楽曲リストです
"Somewhere Over the Rainbow
"the melody of Cole Porter's tragicomic
"Miss Otis Regrets
"and an impressive display of ragtime virtuosity with James P. Johnson's
"Caroline Shout
"I'll play all those songs some other time...how about a ballad?"
"You'll never hear me say that again
"drawing laughter
"Where Are You?"
"Angel Eyes."