ベイビーフェイス・@ビルボードライブ福岡

昨日は飯塚から戻って、その足で、ビルボードライブ福岡へ、ベビーフェイスのライブを見に行ってきました。
ビーフェイスといえば、LAリードとのプロデューサー・コンビが有名ですが、その前にはザ・ディールというグループに在籍していて、中でもTwo Occasionsはソール・バラード史に残る名曲のひとつですね。
ほぼ満席状態とのことでしたが、Joeやエリオット・ヤミンの時よりは、やや余裕があったかな。
セット・リストは、ベビーフェイス名義でのヒットから、ボビー・ブラウンをプロデュースした時のボビーのヒットナンバー・メドレーなどなど、特にニュージャックスイングを経験したオーディエンスは、この辺で大盛り上がりになりました。
ハイライトのひとつは、Gone Too Soonの熱唱。
この曲は、先日急逝したマイケル・ジャクソンが、エイズでこの世を去ったライアン君のために書いた作品。
この曲を、ベビーフェイスは実は、豪華ゲストを迎えてニューヨークで行われたMTVライヴの時に、スティービー・ワンダーと共に熱唱しました。
ハーモニカはもちろん、スティービー。
そのライブ・バージョンも素敵でしたが、今回はベビーフェイス、ソロでの熱唱。会場はし〜んと静まり返りましたね。
歌詞は、ライアン君に捧げたものでしたが、まるでマイケルの為に書かれたような内容なのが、更に涙をそそります。

さ、後半は、R&B系アーティストのお決まり、会場の女性とのコラボレーション。
日本語も交えて、サービス満点のライブでした。
もちろん、彼のプロデュース作品、チェンジ・ザ・ワールドも披露。
今この時期に日本でチェンジ・ザ・ワールドを歌うことの意味を彼はわかっていたでしょうか・・・・・。
そういえば、以前にロサンゼルスかどこかでベビーフェイスのライブに行った時に、Two Occasionsを、ソロバージョンで披露していて、そのドラマティックな展開に感銘を受けましたが、日本ではあまりこの曲はヒットしなかった為に、今回はワンコーラスだけの披露となったのが残念。
そしてもうひとつ残念なのは、このベビーフェイス公演をもってビルボードライブ福岡が閉店してしまうこと。
つまり今日で閉店ですね。
またこうしたライブ空間が福岡に出来るよう、尽力したいものです。