コンサートのハシゴ、パート2

前回のコンサートのハシゴ以来、仕事が年末進行に入り、かなり多忙な日々を過ごしましたが、今週はその分自由な時間ができたので久しぶりにコンサートのハシゴを決行しました。
まずは、川口リリアで行われた、アンサンブル・リベルテの公演。
かなりのお客さんが来場していて、その人気の高さにまずはビックリ。
プログラム内容も充実していて、特にマッキー作曲のソプラノ・サクソフォンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲は、サックスに須川展也氏を迎えての演奏。
そのコラボレーションのレベルの高さに、聞きほれました。
それにしてもこのバンドの中低音サウンドの充実ぶりには、いつも脱帽すると同時に、高い満足感を与えて頂いてます。


終演後は電車を乗り継いで、三軒茶屋へ。
人見記念講堂で行われた駒澤大学吹奏楽定期演奏会に足を運びました。
プログラムはこんな感じです。
ドルフィン・イン・ザ・スカイ
エジプト人より第3・4楽章
シンフォニア・ノビリッシマ
祝典序曲
アルメニアンダンス パート1
トロンボーン協奏曲
ダフニスとクロエ第2組曲

前半、いきなりノビリッシマで、郷愁に浸り、淀工の丸谷氏の指揮での祝典の終盤には鳥肌が立ち、アルメニアンでアドレナリンは全開になりました。
後半は上埜氏の指揮で、トロンボーン協奏曲は、和みの時間。
そして今年の自由曲、ダフニフとクロエはコンクールカットではなく、しっかりと無言劇を交えての演奏。
満足感いっぱいのコンサートになりました。
某雑誌で駒澤大学のダフニフとクロエは、ワーグナーのようだったとか、中学校の講評では「ラベルはラベルらしいサウンドで演奏しなくては意味がない」とか書かれていましたが、私の場合は、ダフニフとクロエが駒澤大学の音楽になるから、吹奏楽の演奏会に足を運ぶのだとと持っています。
もちろん最低限、作曲者の意図を感じ取り汲み取るのは当然のことですが、そこにそれぞれのバンドの個性がブレンドされ、オーディエンスはそのブレンドの妙を聞けるのが音楽の醍醐味ではないでしょうか。


さ、この日はここでは終わらず、夜の10時から映画「アバター」を3Dバージョンで堪能しました。
いやはや3D技術の発達ぶりに圧倒されました。