川越奏和奏友会吹奏楽団第34回定期演奏会


今年も、川越市市民会館で行われた川越奏和奏友会吹奏楽団の定期演奏会に足を運びました。
今回も、団員さんからのお誘いで、スケジュールをフィクス。日々忙しいと、気づいた時には演奏会は終わり・・・・なんてことはしょっちゅうあるので、こうして毎年声をかけて頂けるのは、ありがたいことです。
今回の演奏会、第一部は天野正道氏をトークゲストに迎えて、今年のコンクールの課題曲等の聞きどころ吹きどころを伝授というスタイル。
これは去年と同じスタイルで、去年のトークゲストは後藤洋氏でしたね。
1曲ごとに楽曲についてのトークや演奏についての指南が入るわけですが、後半は時間が押して巻き巻きになってしまったようで、少々勿体ないような気がしましたね。
全体の構成、進行方法を再考した方が、いいのではないかなとも思いました。
演奏そのものは、さすがに全国大会常連バンドという感じでしたが、今年はやや木管サウンドが薄いかな、という印象。
メンバーが交代したりしたのでしょうか。勿論コンクールまでには仕上げて来ると思いますが、全体的にサウンドがいい意味で言うと若く、逆の言い方をすると軽くなったような印象を持ちました。
第2部は、オッフェンバックパリの喜び、ピアノ独奏者を迎えてのラプソディ・イン・ブルー、そしてラストはチャイコの1812年というプログラムでした。
個人的には、弦楽器の無いラプソディ・イン・ブルーというのはかなり抵抗があるのですが、ここ最近吹奏楽定期演奏会でよく演奏される曲ではありますね。
また、吹奏楽とピアノというスタイルよりも、ビッグバンドとエレピかアコピ、みたいなスタイルでどこかやってくれないかなあ・・・・と思う次第です。
全体を通して、演奏技術はさすがに最高峰という感じで非常に楽しませて頂きましたが、個人的には、以前シンフォニア・ノビリッシマみたいな曲を取り上げたような温故知新的なステージもまた見たいなと思うところです。
演奏会が終わって帰り道、少しだけ川越の由緒ある街並みを探索しました。
最後に、今年も声をかけて下さった団員の方に、この場を借りて改めてお礼を申し上げたいと思います。