カルミナブラーナ in ソウル

前回ソウルを離れる時に、ちょうど時はランチタイムの頃、ブラブラと市庁前あたりを歩いていたら、クラシックのコンサートの巨大なポスターをいくつか発見。
それを見ながら歩いていると、いつの間にかソウルのクラシックの殿堂、世宗文化会館のあたりまで来ていたよう。
そのポスターの中に「カルミナブラーナ」があるのを見つけて、ここ何年か生でカルミナを聞いていなかったので、日程を調べてみると、次のソウル滞在の中だったので迷わずチケットを購入。
そして晴れてカルミナブラーナの生公演を久しぶりに見れたのでした。


前半は、カルミナにも参加するコーラス隊の演奏。
そして後半はオケが登場して、いよいよカルミナブラーナがスタート。
まああまりちらた等もよく見なかったので、普通のクラシックのコンサートだと思っていたのだが、いざカルミナブラーナがスタートすると、キャップをかぶったヒップホップ系の男女が次々に登場。なんとカルミナブラーナのビートに合わせて踊り、ブレイクダンスを披露するという趣向。
そして何事もなかったように、ソロシンガーが登場した歌い、またコーラスの部分になるとダンサー達が・・・・。
一瞬唖然とかたものの、カルミナブラーナのビートとヒップホップのビートに様々な共通点があるのを発見。
そしてそれも日本で言うと上野の東京文化会館のような伝統ある会場でこういう試みをしているのが、韓国ならではだろうか。
それにしてもこの世宗文化会館、シートの背中部分には、飛行機のシートのように液晶画面が付いてて、公演前や休憩時には、今後の公演のお知らせ等が上映されるというシステム。
さすがIT大国ですな。
公演が終わってプログラムを見ると、確かに出演者の中に「B-Boy」と書いてある。
こういうアグレッシブな事を平気でやる韓国のカルチャー、何気に好きです。