玉川学園吹奏楽サマーコンサート

玉川学園吹奏楽サマーコンサート開催の案内を当方ホームページに掲載頂いたので、川崎市麻生市民会館に足を運びました。
昼間はまだまだ暑い日々が続きますが、幾分緩んできたのでしょうか。
会場は夏休み最後という事で、メンバーのPTAの方々の他、周辺の中学校や、小学校のお子さん達も多数見えていました。

前半は、レギュラーメンバー(多分)による演奏で、次のようなプログラム。
■第1部  指揮  土屋 和彦(玉川学園教諭)
○マーチ「エレガント」
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より、「シャコンヌ
                   (2011年度 吹奏楽コンクール 自由曲)
○「カーニバル」
  サキソフォン ソロ ゲストプレーヤー 大貫 比佐志(玉川学園非常勤講師)
そして後半は、小学校5年生から中学校3年生までの全てのメンバー(多分)が登場して、以下のようなプログラム。
■第2部
○「ハウルの動く城ファンタジー
客演指揮 屋比久 勲 氏(鹿児島情報高等学校 吹奏楽音楽監督
○「SOUMA FANTASY」(委嘱作品)
○「エルザの大聖堂への行進」 他

上記のように、プログラム最後の2曲は、吹奏楽の神様を迎えての演奏でした。司会の土屋先生のMCが非常に面白かったです。
今年のコンクールのナンバーは、9月11日に東京都の本選を控えての演奏でしたが、まだ時間があるという事でやや集中力が欠けていたようにも感じましたが、中学生としては、ロングトーンを多様する12分間、これから集中力をグ〜ンと高めて行くのでしょう。普門館での演奏が楽しみです。
ところで、屋比久を迎えての1曲目は、この演奏会の為に「福島県」に伝わる民謡を駆使して作曲された作品の初演でした。
そして今年、福島県相馬市立向陽中学校を卒業したばかりのフルートとオーボエの奏者がゲスト出演しました。そのうちのひとりは、滋賀県の高校に通っていると言ってましたが、家族で避難されているという事なのでしょうか。
この企画には、大きな拍手を送りたいと思います。
アンコールでは、「翼を下さい」を会場も含め全員で歌って終了。
さわやかな後味を感じながら、会場を後にしました。